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女性から選ばれる安倍政権にならないと、復活は見込めない。

「女性の活躍推進」や「すべての女性が輝く社会の推進」を成長戦略のひとつとして、政策に掲げている安倍政権が、女性からの支持を急激に落としています。

 

読売新聞が昨日発表した内閣支持率は、今年に入り最も高かった2月の66%から約5か月間で30ポイント下落して36%になりました。2回前の調査(5月調査)からの下落幅でみても25ポイントとなり、2008年10~12月に麻生内閣で46%から21%に下がったときと並ぶ急落ぶりです。また、不支持率は52%で2人に1人が不支持という結果になりました。

 

男女別にみると、女性で厳しい見方が顕著に表れました。女性の内閣支持率は、前回(6月調査)からマイナス18ポイントの28%に下落。専業主婦に限っても、マイナス18ポイントの27%とほぼ同様でした。男性はこれまで支持率が比較的高く、前回は支持53%が不支持40%を上回っていたが、今回は支持46%と不支持46%が拮抗した結果となりました。

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グラフは読売新聞より

要因はいろいろあると思いますが、私は、安倍首相の「不誠実さ」が露呈した結果ではないかと思います。概ね女性は、誠実な男性が好きといわれています。結婚相手の理想を訊ねても「誠実な男性」という声が上位に聞かれます。なぜなら、誠実な男性には裏切られる心配がないからです。また、自分を大事にしてくれそうだからだと思います。つまり、誠実というのは、男性の魅力としては根幹のようなもの。樹木でいうところの、根っこや太い幹の部分です。男性としてそのような芯の部分が誠実であれば、そこから伸びる枝や葉っぱも誠実。それが、男性の人間的特徴や人徳を表しているのです。

 

しかしながら、昨今の森友問題や加計問題を始めとした疑惑に対して、安倍首相の対応はあまりにも不誠実と言わざるを得ません。女性たちはそんな安倍首相の人柄を信頼できなくなり、愛想を尽かした結果が支持率急落の背景にあるのではないでしょうか。調査結果でも、不支持の理由は「首相が信頼できない」49%(前回48%)が発足以降で最高となっています。

 

安倍政権の支持率急落は、民間企業であれば当然女性の不買運動につながります。例えば食品偽造問題が発覚しているにも関わらず、社長自らが真摯に謝罪しない、原因究明も後手に回っている、といった食品会社の対応とダブって見えるのは私だけでしょうか。

 

女性の不買運動の先に待っているのは、もちろん倒産ですね。安倍首相は、女性が「女性の活躍推進」を謳う前から、消費はもちろん、世の中全体を動かす大きな力を持っていることを認識しなければいけません。

 

企業も一度顧客からの信頼を失うと、信頼を取り戻すには大きなエネルギーと時間がかかります。安倍政権の復活には、企業と同様、顧客第一主義の徹底が不可欠です。安倍政権がどこまで女性を笑顔にすることができるかが、今後の復活のキーワードだと思います。