幸せな未来をつくる!マーケティングのヒント。

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これからは、「おやすみからおはよう」までのライオンに!

本日2017年7月5日付の日本経済新聞朝刊に、 浜逸夫 ライオン社長のインタビュー記事が掲載されていました。タイトルは、「日用品から見た物価 付加価値あれば売れる」。

 

その中で、今価格以上の求められているものは何かという質問に対して、「付加価値だ。例えばライオンの子供用歯ブラシ。付加価値が消費者に明確に伝わる単価の高い商品がよく売れている。柄の部分が側面方向に曲がることで歯みがき中に口や喉にブラシが刺さる事故を防げる。価格は従来の2倍(約200円)するが2月の発売以降、前年比で2倍以上の売れ行きだ。1個500円以上する歯みがき市場は全体で前年比6%増(1~5月)、ライオンでは14%増(同)となっている」と回答。そういえば、私自身もこの半年くらい前から、「小林製薬の生葉」という1000円近くもする歯磨きを使っており、同じようなニーズを持った人が多くいることを改めて認識しました。

 

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また、高齢化、人口減少は逆風か、という質問に対しては、「そうは思わない。予防、健康を意識した商品の市場は拡大していく。ライオンは『おはようからおやすみまで』で消費者のお役に立ってきたが、これからは『おやすみからおはようまで』の世界を見つめることも積極化していく。深い睡眠の促進や歯周病予防、肌のケアなど就寝中に生活の質を高める商品は有望だろう」と回答。

 

私はこのインタビュー記事から、高齢化や人口減少社会でのキーワードはずばり「クオリティ オブ ライフ」だと感じました。高齢になっても健康で質の高い生活を営むことこそが、今求められていることに違いありません。病気を治すことよりも予防する生活へ。まだまだ未開拓のマーケットがこれから広がっていきそうです。