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「幸せ4因子」を満たす製品を!慶応義塾大学の前野隆司教授。

今日2016年6月19日の日本経済新聞「かがくアゴラ」というコーナーで、慶応義塾大学前野隆司教授の「幸せ4因子」が紹介されている。

前野教授は、キャノンに入社して超音波モーターを開発し、慶大理工学部に移りロボットを研究するなどいつも新しいものを作っていたチャレンジャーだ。

その後、笑うロボットを作って人はなぜ笑うのかを理解しようとするうちに、工学だけでなく、心理学や哲学など周辺分野にも興味が広がり、科学技術の目標は人々を幸せにすることにあるのではないかという仮説に行きついたという。

そこから最近の研究テーマを「幸せのメカニズム」に移している。工学的な視点で幸せを分析し、製品づくりや街づくりなどに生かす方法を探っているそうだ。

前野教授は、インターネットを使って1500人にアンケート調査を実施。その結果を因子分析という手法で調べたところ、幸せにかかわる4つの因子を発見した。

その4つの因子とは、「自己実現と成長」「つながりと感謝」「前向きと楽観」「独立とマイペース」だ。幸せのあり方は人それぞれだが、4因子を満たしている人は幸せな傾向にあるという。

前野教授は、この幸せ4因子を活かして人々がより幸せになる商品開発に向け研究を始めている。

例えばカメラを開発する場合、現在の設計思想は重量や画像センサーの画素数などハード面にとどまっているが、撮影した写真をすぐに交流サイトに掲載して腕を磨いたり、親しい人たちと共有したりする仕組みを備えれば、より幸せを感じる製品ができるのではないかと語っている。

 

☛前野教授が提唱されている「幸せの4因子」はとても分かりやすく、共感できる。

商品開発する場合にも、前述のカメラのように、幸せ4因子を満たすアイデアを考えていくことで、ユーザーが期待する以上の商品を開発できそうだ。これまでの商品開発が機能やスペックを重視した左脳的開発だとしたら、これからは右脳型幸せ商品開発の時代といえる。